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8月の活動報告

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あっという間に9月になってしまいました。打楽器奏者のタバタです。 8月はとにかく暑い!暑い!35度なんてザラ、それ以上の気温の日もあったくらい、本当に暑い夏の期間でした。 9月に入ってもまだ暑さは引かず、突然の豪雨があったり天気が不安定なので、体調も崩しやすくなるかと思います。皆様、お気をつけて。 8月は1公演、京都文化博物館別館ホールで開催されました「アンサンブルさいさい」のコンサートに出演致しました。 現代音楽の打楽器アンサンブル。 特に、ジョンケージやクセナキスといったら代表格ですが、3曲中2曲はケージとクセナキスでした。 「居間の音楽」は学生以来2回目の演奏で、音を出す道具は提供いただいた「副産物産店」さんのコーディネートでセットしてもらったものから選びました。木の音、金属、ガラス、カンなど、多彩な音色があったので、何を選ぼうか当日リハーサルまで考えましたね。 「オコ」/クセナキス 、こちらの曲はジャンベ3台で演奏しますが、求められる音色が多彩(基本6つあり、途中で音程感を変えたり、バチで叩く部分がある)ということもあり、個人的な演奏技術の向上も必要だと痛感しました。スコアは20ページ以上、13分ほどの曲です。 この曲は本番が一番まとまって、緊張感もあり、良い演奏になったと思いました。 もう一曲、會田瑞樹(あいたみずき)さんが編曲くださった「打楽器のための協奏曲〜ヴィバルディの調和の霊感、バッハのオルガンの残照に〜」。こちらは、完全版初演ということ。 今回はマリンバ4人、ヴィブラフォン1人、打楽器3人という最大編成で演奏したももの、楽譜としてはもう少し減らしても演奏できるとのこと。アンサンブルコンテストで演奏されたら面白いです。 今回は打楽器の担当で、隣で編曲者で演奏家の會田さんが打楽器パートを演奏して下さいました!とても刺激的で表現が多彩。こうしたい!こう演奏したい!という思いが伝わる演奏にびしびし感化されながら、僕も熱く演奏させてもらいました。

近況報告2022.7月

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 ご無沙汰しています。タバタコウキです。 こちらではあまり書くことなく過ごしていましたが、暇になってきましたので、更新していこうと思いまして、重い腰を上げた次第。 6月24日には大学院時代から始まった「春と修羅」の企画演奏会が無事終演を迎えることができました。3回目の正直にしてようやく完走することができ、そして何より、コンサートの内容も充実して本当に良いものに仕上げることができました。僕はこのコンサートを一生忘れることはないと思います。世界的流行の感染症を相手に執念で挑んだのですから。 最近で言うと、オーケストラのオーディションが沢山復活してきました。オオサカ・シオンさん、広島交響楽団さん、東京交響楽団さん(こちらは動画審査)など、春の期間に開催していただいて、貴重な経験が出来ました(ということで受かっていません...)。 かくいう今月も、オーケストラアンサンブル金沢さんの動画オーディションに応募しました。来月結果が出るようです。 それから、来月も東京シティ・フィルさんのオーディションが開催されるので、しっかり受けてこようと思います。これまでちっとも手応えもないものが多かったので、少しでも前に進みたいもの。緊張への対策はしっかり考えておかないと。 さて、来月ですが、「アンサンブルさいさい」というアンサンブルグループに参加して、コンサートに出演することになりました。 日時は2022年8月13日(土)15:30開演 テーマは現代音楽です。第2次世界大戦後の音楽を一般的に「現代音楽」と呼び、その中でも特に代表的なクセナキス、ライヒ、ジョンケージの3人に焦点を当てます。 チケットは田畑の連絡先までお問い合わせいただければ、取り置きなどさせていただきます。 チラシはこちら↓ それから、7月21日現在、8月のスケジュールが空いています。もしお仕事のご依頼などありましたら、お気軽にお問い合わせください! それでは、また気が向いた時に。

今後の情報発信について

お久しぶりです。打楽器奏者のタバタです。 今年の春くらいから、なかなか更新できなくなったといいますか、おかげさまで仕事も回復しつつありましてバタバタしていました。それに加えて、自主企画のコンサートに追われて結果的に延期になるなど結構苦労してしまったので、心も穏やかじゃないという感じがつづいていました。 本来であれば、忙しければ忙しいほど以前の「今日の音楽シリーズ」のように書いても良いかと思うこともありました。 まぁ、正直に話してしまうと、書くことが億劫になってしまいました。 ブログというのは一方的に発信されがちなので、SNSと違って反応が得られないことからもモチベーションが大事だと思うんですよね。 YouTubeでは大体「登録してね!」と呼びかけることが多いと思います。一方ブログには登録ボタンみたいなものやフォローなどは見られません。そもそも音楽ジャンルはマニアックな方なので数字が取れないのも当たり前です。 このことは僕が音楽をやる理由にも精通していると思います。反応を得られてお金にない満足感を得られるというか。 僕自身、ブログをやってきてみて、今の時代は動画や音声やSNSが基準であって、ブログはひと昔前のものになったのかなと思ってしまっています。ブログで収益を得られている方から見ればまだまだなんだと思いますが。 以上のことから、しばらく更新はなくなると思います。 また一から情報発信について見直したい。もちろん当ブログは消したりしません。 気が向いたら、バリバリ更新なんかしているかもしれませんし、全然ジャンルが違う記事を書いていたりするかもしれません。たまに覗いてくださると嬉しいです。 コメントやメッセージなどお待ちしております。 (ページの下にコメント欄があります。) また、Facebook、Twitter、Stand FM、YouTubeは更新しつづけます。特にStand FMは音声配信でこのブログに近いことをやっているかもしれません。ぜひ聞きに来てください。 Stand FM  https://stand.fm/channels/5f590b08f04555115d3de7cf それでは。

コンパクトで軽いかつ丈夫なスネアスタンドを買いました。

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 新しくスネアスタンドを購入しました。 スネアドラムのスタンドって、めちゃくちゃ頑丈で重たいものか、軽いけど少し耐久性が大丈夫かな?というもののどちらかだと思います。 色々探して、ドラムセットでのスネアドラムか、オーケストラのオーディションでの演奏を想定して、軽くて低くセット出来て丈夫なものを選びました。 こちら。 星野楽器から発売されているスタンド。 このタイプのスタンドはかなり昔からあって、こちらはヴィンテージのタイプを模したものですね。スネアを乗せる部分は開くというか、広げて大きさを決めて乗せるというイメージ。 ただ、ヴィンテージのスタンドと違う部分は、一番上の腕(ということにする)をねじで固定できるということ。これによって、事故が防げる。 ただ、良くないポイントもあって、その一番上の腕を固定するネジが大きなものになっています。こうなっていると上の写真みたいにスリムに折り畳めない。 ですので、下部のストッパーで使われていたチューニングキーを用いるネジと交換。 するとスリムに畳めるようになります。これで、リュックとかにも入るようになりますね。 ただ、すごく軽くて薄いのに丈夫な印象があるので、今度のコンサートでとりあえず使ってみようと思います。 それでは。

【延期】春と修羅 〜打楽器とサクソフォンと声楽と〜 【コンサート】

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【追記】 こちらのコンサートは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 公演延期となりました。 延期時期、日程については後日発表となります。 関係者の皆様、楽しみにしていただいていた皆様には大変なご迷惑をおかけします。 何卒、宜しくお願い致します。 田畑洸貴 =========   相愛大学大学院音楽研究科を修了した仲間たちと「オール邦人作曲家プログラム」のコンサートを開催します。 それぞれの活動をしている5人の演奏家によるソロとデュオに加え、2020年3月に開催予定であったコンサートのために作曲家・中村滋延氏に委嘱した作品『《春と修羅》-打楽器とサクソフォンと女声のための音詩-』の初演を致します。 私にとって、人生初の主催コンサート。 この2020年春からずっと企画を練り直し形になったその集大成をぜひ聴いていただきたいと思います。僕自身もヴィブラフォンの独奏曲、伊福部さんの声楽と打楽器による作品を演奏します。 感染状況によっては席数を制限して行う予定ですので、お早めに連絡ください。 日時:2021年9月4日㈯ 14:30開演(14:00開場) 会場:東大阪市文化創造館 多目的室(近鉄奈良線「八戸ノ里駅」より徒歩5分) 出演者: 蔵重成美・田畑洸貴(打楽器) 乾実加(サクソフォン) 井上結衣・北側貴世(ソプラノ) 細見理恵(ピアノ・賛助出演) ~プログラム~ 中村滋延/春と修羅 ー打楽器とサクソフォンと女声のための音詩ー(委嘱初演) 伊福部昭/アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌 加藤昌則/独奏ヴィブラフォンのためのフロフレイマ 木下牧子/竹とんぼに 小出稚子/花街ギミック 平井康三郎/うぬぼれ鏡 湯山昭/マリンバとアルト・サクソフォンのためのディヴェルティメント 他 ご予約はこちらのメールからどうぞ(チケットの券種と枚数・お名前・電話番号を記入いただき、送信ください。お送りいただければ必ずご返信をしますので、返信がなければ届いていない可能性があります。) 210904concert.info@gmail.com

5月活動報告です。【金沢行ってきました】

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お久しぶりです。 全くこのブログの更新が出来てなかったので、一念発起して執筆しています。 更新が滞っていた理由としては、緊急事態宣言のせいでほぼ仕事が無くなってしまったからですね。気持ち的にも書く気になれなかったのも事実です。 他にも、合わせ練習なども予定していたのですが、施設が使えなくなってしまったりして活動も制限されていました。 さて、5月の唯一の演奏仕事だった、大阪フィルのエキストラの話をします。 緊急事態宣言下の大阪ではありましたが、大阪フィルの出張公演に参加していました。場所は金沢。ミュージックフェスティバルを開催していて、そこに大阪フィルも参加するというものでした。 リハーサルを大阪で行い、自宅でPCR検査をして陰性となり、いよいよ金沢へ。 かなり久々の遠出だったので、めちゃくちゃ楽しみで仕方なかった。おかげで金沢に行く前の夜は全然眠れなかったくらい(笑) 新大阪駅は想像よりも人が少なく、がらんとしていました(ついでに雨漏り) 特急サンダーバードに乗って、金沢へ向かいます。 同じ車輌には4、5名くらいしか居らず人とディスタンスが取れたのはよかった。 大阪から2時間半ほどかけて、金沢へ到着。 1日目は降り番(=担当するパートがないこと)の日で、ホールで公演を聴いたりシェア自転車で人混みをさけつつ少しだけ観光しました。駅はかなり混雑してて、人手がとても多く感じるほどです。 会場の石川県立音楽堂。オーケストラアンサンブル金沢の本拠地でもあります 21世紀美術館(人が多すぎて中は見なかった) 金沢城公園の庭園 尾山神社。神門の窓ガラスは色付きのおしゃれなガラスになっています。 次の日。公演当日です。 レスピーギのローマの祭り 。4楽章が出番だったのですが、なんとGP(ゲネプロ)の時間の関係上なのか戦略(?)の内なのか、一度も曲中で試せず、ぶっつけ本番ということに。 Tavoletteと言って、簡単に言うと木の板をハンマーで叩くパートを担当。リハーサルの時に色々試しながらハンマーと木の板の組み合わせを決めましたが、果たして本番は上手く行っていたのか?本番は色々ありましたが、どうにか最後までやり遂げることは出来ました。 本番終了後、その日の夜の特急で帰る予定にしていたので、まずは食べていなかった金沢カレーを食べに「ゴールドカレー」のお店へ。Sサイズで本当にちょうど良

伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団に入団しました。

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タイトルそのまんまです。 兵庫県伊丹市にある伊丹アイフォニックホールに本部を置いている「伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団」のオーディションに合格し、4月より入団します。 このオケは、僕が目指しているプロ・オーケストラとは少し違い、プロとアマチュア混合のオーケストラ。楽団名のとおり、伊丹市民のためのオーケストラです(僕自身は伊丹には住んでいませんが)。 今後はこちらのオーケストラに参加し、年数回の演奏会等やっていきたいと考えています。去年からアマチュアオケなどでも呼んでいただいたりすることもありましたが、アマチュアでも上手いな〜と思う方も居ますし、ずっと好きでやっているんです!という人に出会うこともあります。 そういった「やりたい!楽しい!」みたいな感情って、つい忘れそうになってしまうのですが、音楽をする人間としては大切なことですよね。 しばらくプロオケのオーディションもあるのかないのか、全然見通しも立たないので、この期間を有効に使いたい。旅行でもそうだと思いますが、 経験こそが宝。 参加費もいらないオーケストラなので、経験をもらいに行こうと思います。 というわけで、今後は取り上げると思うので、宜しくお願いします! それでは。