投稿

ラベル(レッスン)が付いた投稿を表示しています

止まない雨はない【2020.8月報告】

イメージ
こんにちは。梅雨が開けたと思ったら、猛暑の毎日が続きますね。 いよいよ8月も終わり9月です。 本当、コロナ対策のためのマスクは暑くて頭がぼーっとしてきますよね。最近はエアリズムのマスクを買いまして、近所のスーパー行く時はそれを使っています。大阪中心部を移動するときは、なんとなく感染源に接触するリスクも高いので、使い捨てを着用しています。 ○止まない雨はない。時間が進み出した8月。 さて、8月は僕にとって、3月から止まっていた時間がようやく動き始めた1ヶ月になりました。なにより約 160日ぶり となりますオーケストラ編成での演奏に参加できたこと。 やっと、やっと!! やっと、ホームに戻って来られたことが、たまらなく嬉しい。 演奏が出来ることに感謝の気持ちでいっぱいです。 具体的に、いただいた演奏機会は、 音楽教室発表会(ドラム) 日本センチュリー交響楽団 収録本番 高校吹奏楽部の引退コンサート この3つです。 音楽教室は以前から月1回でドラムを教えていて、その練習の成果発表の場が8月の前半にありました。演奏にも参加させてもらいましたが、自粛明け初めてだったので感覚が戻るのがやっとで、アンサンブルに合わせることも気を張ってやっていましたね。 セッティングもたくさんやって全身筋肉痛に数日間なったのは別の話。 人に教えることがどれだけ難しいか、本当に痛感した4ヶ月間になりました。 そして、プロオーケストラである日本センチュリー交響楽団に客演として参加させていただきました。収録公演のため無観客でしたが、久しぶりのオケで「アンサンブルの感覚」を取り戻すのに結構時間がかかりました…。でも、なによりもオーケストラの中で、また演奏出来たことがすごく嬉しいし、 感謝 の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました。 最後に、地元に程近い高校の吹奏楽部に6月から計5回ほど、打楽器指導に行っていました。コロナ渦中で大変な時期にもかかわらず、元気に練習している生徒さんの姿をみて僕自身も「頑張らないと」と思うようになりました。基礎練習のためにテキストを作成して演奏の基礎をやったり、アンサンブルの大切さ、疎かにしがちなメンテナンスについて、自分なりに頑張って伝えたつもりです。コンサートにも参加させてもらって、僕の演奏でちょっとでも楽器を頑張って練習してみようと思ってくれてたらいいな。3年生の引...

打楽器基礎の練習曲を作りました【ルーディメンツとクローズドロール】

イメージ
こんにちは、田畑洸貴です。 ここ数ヶ月は主に音楽指導が中心になっています。 打楽器の基礎に立ち返って教えるということは、とても良い経験になっていると思います。 基礎練習をするときに、ただ短いフレーズを練習していても面白くないので、8小節ほどの練習曲を作ることにしました。 そこで作ったものを、皆さんにも共有です。 クローズドロールの練習曲 5つ打ち/パラディドゥル/フラムの練習曲 この2曲を用意しました。 5つ打ち〜のほうは、ドラムマーチをベースにダブルストロークを活用したルーディメンツをベースにしています。 クローズドロールのほうは、ダブルストロークとクローズドロールの使い分けを目的に作ってみました。 以下の画像を保存してもらって、印刷してご活用ください! ついでに良ければ、SNSのフォロー、YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いします 。 訂正:クローズドロールの練習曲画像が正しく表示されておりませんでした。新しくアップしました。 田畑洸貴のSNSもフォロー宜しくお願いします! YouTube  https://www.youtube.com/channel/UC6-C0BDkPPmvwn8RM5MqCow Twitter   https://twitter.com/Percussion_TBT Facebook   https://www.facebook.com/kouki.tabata.104

2020年4月〜6月活動報告とこれからの活動について

イメージ
2020年4月から6月期の私の音楽活動まとめです。 まずは、演奏したくてもできない毎日が続いて、演奏家としては苦しいスタートになりました。 夏の仕事も数件入っていたのですが、コロナウイルスが想定よりも影響が深刻で中止・延期が相次ぎました。 そんな中でも、 とにかく家に居てもできることをやろう。 出来ることから始めることにしました。 特に主なこととして、 音楽教室(ドラム)での講師 オフラインレッスンの試用・研修 基礎技術の向上 当ブログの記事の更新・ブログ自体の適正化 吹奏楽指導のマニュアル作成 これらを少しずつやっていきました。 ブログに関しては更新頻度が大幅に上がって、ブログ記事自体の書き方も変えていき、さらにTwitterとFacebookなどSNSを活用した試みなど、自分なりに試行錯誤してきました。 演奏面に関しては、特に「指導する」立場になることがこれからは増えるので、そちらに注力して、未熟ながらも伝えるべきことが伝わるように努力したつもりです。 ただ、 今後の演奏活動についてはまだ未定です。 いつオケに復帰出来るのか、それはわかりません。 仕事をください。 そこで自分なりに目標をたて、しばらくはそれに向かって練習しつづけようと思っています。 今後の予定としては、 8月末 成果発表として演奏動画を収録する 8月8日 ドラム教室発表会出演 8月30日 吹奏楽指導先の引退コンサートに出演する 7月〜 ドラム・吹奏楽指導 YouTube 基礎練習動画の撮影 このあたりですね。 演奏の才能があればここまで苦労していませんから、何か他に活路を見出すべき時期かもしれません。 大学院でやった論文なども書ける時間があれば執筆したい。 演奏家はいくらでも居ますが、打楽器研究家として名を残す人は少ないですから。 中止になったコンサートの再企画もしなければいけません。 案を練っていこうと思います! もし、田畑洸貴にご依頼などありましたら、ブログの上のバーから「お問い合わせ」ページに飛んでもらったら連絡先があります。 ご相談お待ちしております。 それでは。 田畑洸貴のSNSもフォロー宜...

吹奏楽部にいた時の知識を考え直す Vol.1 初心者編【打楽器の基本】

イメージ
吹奏楽部に入ったら、どのパートになっても基礎練習から始めますよね。 各校の部の「伝統」みたいなものはあり、それが正確な知識であるか、間違った奏法になっていないかという事は意外と分からないものです。 毎年吹奏楽のクリニックに行って、打楽器の基礎について教えてもらっていましたが、私の高校生の時のレポートが出てきました。 今よく見てみると、「ん?これは?」ということが書いてあったので、まとめてみました。 というわけで、今回は 「吹奏楽部にいた時の知識」第1弾です。 目次 ①1つ打ちのストロークには4つあり… ②2つ打ちにはオープンロール・クローズドロールの2つがある ③ロールをするときの注意点は… ④オープンロールは数えられる…クローズドは数えられない… ①1つ打ちのストロークには4つあり、それぞれの音楽表現は、 ・フルストローク=ffフォルティッシモ ・ダウンストローク=スフォルツァント・山型アクセント・アクセント ・アップストローク=pピアノ・メゾスタッカート ・タップストローク=pp(ピアニッシモ)・スタッカート これは半分正解、半分間違いだと思います。 たしかに、1つ打ちにはフル、ダウン、アップ、タップのストロークを使うことを基本に、その組み合わせ(ミックスする)ことで音楽表現に繋げます。 ただ、私が思うに、それぞれの音楽表現は ・フルストローク=瞬間的なアクセント(スフォルツァント) ・ダウンストローク=重さをかける音、重いアクセント(山型アクセント) ・アップストローク=ノンアクセント、次のアクセントに繋げる役割 ・タップストローク=ノンアクセント、ダウンからアップに繋げる役割 基本的なストロークはフルストロークとタップストロークをミックスしたようなストロークだと。 決して4つのストローク単体だけで打楽器での音楽が成り立つはずはありません。 ②2つ打ちにはオープンロール・クローズドロールの2つがある うーん、2つ打ちは「1度の振りで2つ打つ」ですから、クローズドロールは少し違うかと思います。 クローズドロールは1回の振りで複数回バウンドさせ、それを途切れずに続けることだと考えています。 でも、オープンロールでも手順をRLLRRにする奏法もありますから、 オープンロー...

悲報、コロナウイルスで暇になった

イメージ
お久しぶりです。田畑洸貴です。 さて、連日話題となっているコロナウイルス問題。 さっそく私も被害がありました。 まず、 自身企画の演奏会が中止になったこと。 これまでせっせと計画を練って、ようやく練習だ!という直前でした。 本当に残念。 それによって3月入っていた合わせ、リハーサル練習は消えさり、フリースケジュールというかつてなく暇な時間が出来たのです。 タイトルでは「悲報」なんて書いてますが、こうなったらもう仕方ない。 ポジティブに、練習に明け暮れるぞー!! …と思っていたら、なんと 学校閉鎖 。 感染拡大防止のため、練習禁止。 いやいや、これは困りました。 3月からフリーランスになったのと変わりないじゃないですか(; ・`д・´) そこで、打楽器の練習できそうな所を色々調べてみました。 ①カラオケ 管楽器の皆さんは利用されている人もいるかもしれません。 楽器練習可能なところと、出来ないところがあるそうです。 ②貸しスタジオ 思いっきり練習できますね。 ただし、一時間1500円とかそれくらいします。安くて600円から。 ③公共施設 ~~区民センターの貸しスタジオを借りる方法。 まぁ、値段はまちまち。 あと、私の住んでいる大阪限定ですが、 ④瀬楽スタジオ 打楽器常設のスタジオ。マレットさえ持っていけば練習できる。 ただし、わんさか打楽器の人が出入りする。 ⑤センチュリーオーケストラハウス 日本センチュリー交響楽団の練習場。こちらに小規模な練習部屋がいくつかあり、一日2500円から楽団が使用しない時のみ借りれる。 一日2500円ってことは、8時間利用できるので、380円くらい。 精神とやる気、運搬が必要。 あとはイメージトレーニングでなんとかするしかありません(-_-;) こんな時ですが、やれることやりましょう!! 音楽家の皆さん、頑張りましょう!

【今日の音楽】その95

イメージ
今日の音楽。 今週末の三重公演がいよいよ迫ってきたので、本気の練習に入っています。 先週、先生のレッスンも受けて徹底的に指導を受けてきたので、直しつつ意識して出来るようにしたい! 明日は別の先生のレッスンを受けるから、そこでも同じように三重公演の曲目を見ていただこうかと。 タンバリンの練習。

近況報告(2018年5月)

イメージ
5月の頭、忙しくしておりましたので、近況報告としてまとめてご報告します。 ○愛知県芸 ミハエル・クロウティル氏公開レッスン 5月2日に愛知県立芸術大学でチェコフィルのソロティンパニ奏者である、 ミハエル・クロウティル という方のレッスンを聴講しませんか?という案内が Facebook で流れてきたので、 「おお!これは行く!(`・ω・´)」 と5日前くらいに考えまして、初めて愛知県芸に行くことになりました。 経由地の名古屋までどうやって行こうかなと考えたのですが、一番安定して安い 近鉄線 で行くことにしました。 こちらも初めて! 朝に出発し、電車に揺られて2時間ちょっと。 名古屋に着いたので、まずはどうしても食べたかった 味噌カツ を求めて名古屋駅の地下へ。 有名な 矢場とん。 ヒタヒタになるまでかけた味噌だれが美味しい…! その後名古屋を出発し、長久手方面へ。 愛知県芸に向かいました。 愛知県芸生が6人、講師のクロウティル氏のレッスンを受講し、それをメモしながら聴講しました。 気が付いたこと、初めて知ったことも多々。 演奏の姿勢と打点移動での音色変化が特に印象的でした。 ちなみに名古屋観光はしていません(笑) 実は風邪もひいていましたし…(;´д`) ○関西打楽器協会打楽器フェスティバル ゴールデンウィークの3日間は毎年恒例、 打楽器フェスティバル。 今年は卒業生枠にも参加し、計3曲で演奏しました。 ジェリーグラステイル作品の「岩窟の虎(8重奏)」 はとても忙しいパートで、大変でした(;´д`) ゲストにはマリンバ奏者の塚越慎子さんとカスタネット奏者の真貝裕司さん。 岩窟の虎メンバー。 このようなGWを過ごしました。 旅行はたいして行ってません、名古屋には行きましたが。 これから行事は盛りだくさんです。 5月病にならないように(風邪は治りました。)、ちゃんとご飯食べて寝たいと思います(-ω-)/ まずは、関西8大オケのオーディションだー。 ★★★★★★★★ 当ブログにご感想・質問などありましたら、お気軽にコメントしてください! その他、演奏や吹奏楽等指導のご依頼、打楽器メンテナンス、ご相談などはこちらからお...

第30回相愛打楽器アンサンブル終わりました。

イメージ
4年目の打楽器アンサンブルが先日終わりました。 およそ半年に及ぶ企画から演奏会終了までの道のりは険しかった。 でもヴルフ先生がドイツより来日されてから一週間は本当に濃い時間で、楽しくてあっという間でした。 30回という節目への期待とプレッシャー(プログラムも凄いことになった)、4回生としての責任。 今まで3回やってきてあまり感じなかったものを企画していた当時からストレートに感じていました。 沢山同期の良いところも悪いところも見たし、もちろん自分の不足した部分も凄く出てしまったと思います。 自分がアンサンブルを引っ張るなんて、とても叶わないこと だと思ってもいました。 後輩の皆には本当に助けてもらったし、専攻科の先輩方には頼りっぱなし。もちろん今回ヴルフ先生を大学に招いてくださってとても貴重な体験が出来た裏には先生方の努力があると思います。 多くの皆様に感謝を致します。 ありがとうございました。 本番の出来はどうだったでしょう。 休憩時間も常に動きっぱなしで、 2時間半丸ごと出番のようで。 良いものであったら、僕は本当に幸せです。 でもここまで作り上げられたことが本当に大切だと思います。 それから、ヴルフ先生には沢山の言葉を頂きました。 一番印象に残っているのは、 「一番いい楽器は高い楽器じゃない。自分の耳だ」。 ジョリヴェでレッスンを受講したときに言われたことです。 僕が今すべきと感じていたことを改めて指摘してもらってやはりすごい方なんだと感じ、今後研究していくべきことだと再認識しました。 他の曲を聴講していても、 曲の背景や練習方法など本当に作品の根本を追求しようとする精神 というのは、すごいことだと思います。 私もそんな音楽家になりたい。 改めて、ご来場くださった皆様、指導してくださった先生方、協力してくださった皆様には本当に感謝しております。 ありがとうございました。 来週には相愛ウィンドの本番が控えています。 以下リンクより記事に飛べますので、こちらもぜひぜひお越しください!! ht...

【今日の音楽】その33 音大生のスパルタな合奏授業の日

イメージ
今日の音楽。 金曜日はちょっとしたハードスケジュールでした。 AM11:00 ウィンドオーケストラの打楽器セクション分奏 PM12:45 実技レッスンを受ける PM14:00 昼飯。 PM15:00 オーケストラの授業。円光寺先生の指揮で初合奏(18:00まで) お昼からぶっ通しの昼間。 今の季節、じめじめしてますから体力奪われますね… あ~、うなぎが食べたい!。 ====== 後日追記: 大学時代、結構金曜日にオーケストラ部門の授業(練習)が入っていて、しかも長時間練習なんですよね。とってもハード。1回の合奏でも集中すればエネルギーを使い果たすこともあるので、オーバーヒートしてしまいます笑 まぁ、こういう合奏形式のものは嫌いじゃないので苦ではないですが、筋トレみたいなものなので苦しいです…。

【今日の音楽】その16

イメージ
今日の音楽。 3日連続レッスン週間1日目。 マリンバのレッスンを受けた後、 関西8音楽大学オーケストラ でオーディションがある曲をさらっていました。 写真はローマの松のグロッケン。 実はマレットに一本、ヒビが入っているし小さい玉のものだから、そこの音だけ鳴らん…(;^ω^) やっぱり、買えって言われている気がする。(笑)

2016年11、12月活動報告。

イメージ
久しぶりの投稿になりました。 かなり間が空いてしまったので、簡単に振り返ろうと思います(∩´∀`)∩ ○相愛ウィンドオーケストラ定期演奏会 11月18日に大阪のシンフォニーホールで。私はA.リードのエル・カミーノ・レアルのバスドラムとP.スパークの「2つの流れの狭間に」のティンパニを演奏しました。 あんなに大きなホールでティンパニをやるのは初めてで、しかも音替え多い。 とても表情豊かな曲で音色の変化をつけるいい勉強になりました。 ○相愛オーケストラ第66回定期演奏会 12月5日に同じくシンフォニーホールにて。秋のオーケストラツアー和歌山公演と同じ、ボロディンの韃靼人の踊りのティンパニです。 前回の失敗を生かして開演前の準備を徹底的にやりました。 自分の中では80点以上の演奏が出来たのではないでしょうか。 ○吉原すみれ先生マスタークラスレッスン 12月17・18日の二日間相愛大学内にて。 私はA.ジョリベの打楽器協奏曲第4楽章で受講しました。 細かい音色への気遣いや楽譜からの読み取り方など、意義あるレッスンになったのではないかと思います。 まぁ、こんな感じで奮闘していた訳です。 行事的なものでなければ、こんなこともやっていました。 ○ティンパニのマレットリペアの練習? 前々から挑戦しよう、挑戦しようと考えつづけていたマレットの修理。 格安でいい感じに綻びたマレットが入手出来たので、挑戦してみたのですが… やはり、絞る作業で手こずってしまい、フェルトが破れたり糸が切れたりしてしまいます。 色んなサイトを見て考えてみたのですが、難しいですね。 もしこの記事を見て下さっている方でリペアに詳しい方、ぜひご伝授頂きたいものです。 あ、フェルト裂けた 今年も残り7日ほど。 掃除もやりつつ、練習も頑張りたいと思います(*^^)v

吉原すみれ先生公開レッスン

イメージ
先日2日間に渡って、 私の学校の集中レッスン講師である吉原すみれ先生の公開レッスンがありました♪ 先輩方と先生方全員の前で演奏することは初めてだったので、凄く緊張… ダイナミクス(音量)・ニュアンスの付け方、観客への見せ方・魅せ方など多くの事を学べました(*´∀`) 管打楽器コンクールに出られる先輩方には対策講座も開かれ、私も聴講して改めて管打コンの課題の難しさを知りました。 次は前期試験頑張ります!v(・∀・*) ↓打楽器専攻全員のマレットが並びました。多い!(笑)