先日、大阪の4大プロオーケストラのひとつ、大阪フィルハーモニー交響楽団に初めて客演として出演させていただきました。純粋な気持ち、本当に嬉しい。 というのも、大学で師事した先生は元・大阪フィルだったり現役であったりして、これまでも何度も定期演奏会に足を運びました。歴史が大変深く、大編成のオーケストラを中心とするプログラムと圧倒的な音圧は、大阪フィルならではだと思います。 これまでも数回、声をかけていただいたことがあったのですが、当時学生で演奏会やらドイツ遠征やらで上手くスケジュールが合わず、乗ることはありませんでした。色々な意味でフリーランスになった(?)今、ようやくスケジュールが合って、先生方とご一緒できたのは本当に嬉しいです。 該当公演についての詳細は公表できないし、一般聴衆の耳に入る機会はありません。それは少し残念。 反省点もあります。バスドラムについてもう少し研究が必要だと思いました。適当なチューニング、トレモロの技術、初回リハでミスらない!などなど、見直すべき点がたくさん見つかりました。今年は「卒業して1年目だね〜」と言って色々手を差し伸べてくれますが、今後はそうはいかない。プロフェッショナルの自覚を持って挑まなければ。 そのためにも知識や経験は必要だし、そのあたりがまだ足りないのか?今回ご一緒した客演の皆様は全員プロオケに在籍している方ばかりで、短時間のリハであそこまで持っていく力は凄い。尊敬しなければならない。でも、凄いだけで済ましていたらだめで、僕はそれくらいの器を持てるようにならないといけない、と感じました。 これからも精神誠意、どんな仕事でも極めていきたいと思います。