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12月, 2020の投稿を表示しています

【YouTube】アーカイブ配信のご案内

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いよいよ年末ですね。今年は実家には帰省せず、大阪でのんびりしようと思っています! タイトルの通り、いくつかYouTubeにて客演の様子の動画がUPされたので、紹介しておきます。ご興味ある方はご覧ください。ホームページにもいくつかご紹介していますので、合わせてご覧ください。 日本センチュリー交響楽団 びわこホール定期 第16回淀川区1千人の第九

大阪フィルへ初客演。

 先日、大阪の4大プロオーケストラのひとつ、大阪フィルハーモニー交響楽団に初めて客演として出演させていただきました。純粋な気持ち、本当に嬉しい。 というのも、大学で師事した先生は元・大阪フィルだったり現役であったりして、これまでも何度も定期演奏会に足を運びました。歴史が大変深く、大編成のオーケストラを中心とするプログラムと圧倒的な音圧は、大阪フィルならではだと思います。 これまでも数回、声をかけていただいたことがあったのですが、当時学生で演奏会やらドイツ遠征やらで上手くスケジュールが合わず、乗ることはありませんでした。色々な意味でフリーランスになった(?)今、ようやくスケジュールが合って、先生方とご一緒できたのは本当に嬉しいです。 該当公演についての詳細は公表できないし、一般聴衆の耳に入る機会はありません。それは少し残念。 反省点もあります。バスドラムについてもう少し研究が必要だと思いました。適当なチューニング、トレモロの技術、初回リハでミスらない!などなど、見直すべき点がたくさん見つかりました。今年は「卒業して1年目だね〜」と言って色々手を差し伸べてくれますが、今後はそうはいかない。プロフェッショナルの自覚を持って挑まなければ。 そのためにも知識や経験は必要だし、そのあたりがまだ足りないのか?今回ご一緒した客演の皆様は全員プロオケに在籍している方ばかりで、短時間のリハであそこまで持っていく力は凄い。尊敬しなければならない。でも、凄いだけで済ましていたらだめで、僕はそれくらいの器を持てるようにならないといけない、と感じました。 これからも精神誠意、どんな仕事でも極めていきたいと思います。

【終了しました】第16回淀川区1千人の第九

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こちらに出演します。ティンパニ・打楽器奏者として今回はお世話になります。一人で第九の打楽器をやります。YouTubeでも配信あるそうなので、ぜひお自宅からご覧くださいませ。 【第16回淀川区1千人の第九】  日時:2020年12月20日( 日 ) 16:30開演 場所:淀川区民ホール プログラム:手のひらを太陽に、ウィーンわが夢のまち、メリーウィドウワルツ、ベートーヴェン第9交響曲4楽章「歓喜の歌」、クリスマスメドレー他 チケット:淀川区民センター 06-6304-9120 YouTube生配信も予定→ アーカイブ映像は こちら

「ウィズコロナ」に向けて今思うこと。

今回は最近感じていることを書きます。 ====== コロナがいよいよ1年じゃ収まらないのがはっきりしてきたところで、「アフターコロナ」を考えるのではなく「ウィズコロナ」をあと数年は思っておいた方が良さそう。 クラシックの演奏業界的にも色々手を尽くしてやっているが、クラシックファンも演奏家もやはり「以前のままの演奏を期待」している人が大多数だと思う。たしかに、感染症対策で客席数を半分にし、オンラインで生配信を聴くことが出来る環境が整いつつある。いちクラシックファンとしては、大阪にいながら東京のオーケストラの演奏が聴けるのは本当にありがたい機会。それでも、コンサートホールでの響き(耳だけじゃなくて体で感じる音の振動も含め)を感じたいと思う。 「ウィズコロナ」を数年見越したとして、私たちに出来ることはなんだろう。 YouTubeなどのネットコンテンツを配信するのは、もはや今では当たり前の手段になりつつある。テレビに負けないくらいのコンテンツがあり、芸能人も続々と参戦している中で観てもらうのは、もはや至難の技。 それで音声のみの配信(ラジオやポッドキャスト)などに移行する人も多い。例えばテレワークやおうち時間が多くなったことで、何かを聴きながら、流しながら作業や家事をすることも多くなったためではないだろうか。 僕としては、そんな時の「作業用BGM」みたいなものを作ってみたい。一般の人は普段BGMをBGMとして聴いていると思う。「楽しい音楽だ」とか「民族チックだな」ということは感じられると思うけど。逆に音楽家は「あ、これドヴォルザークの弦楽4重奏だ」とか「ここぞと言う時にベト9(ベートーヴェンの第九交響曲)使うよね」とかそこまで思うわけです。 つまり、ある曲が音楽家としてはメジャーなレパートリーであっても、一般の方にとってはただの「音楽」でしかないこともあるということ。特にクラシックや民族音楽はそのように受け取られるのではないだろうか。 正統派なクラシックを生の演奏会で届けることは一番重要だと思うし、それが伝統だ。それだけでなく、僕たち音楽家はまた違う目線で一般聴衆に寄り添っていかなければならないと思う。