2015年吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ「マーチ『春の道を歩こう』」を自分なりに解説(=゚ω゚)ノ 前編
すいませんタイトル長いですね(笑)
さて、もうじき吹奏楽コンクールの時期がやって来ます(∩´∀`)∩
このブログをご覧の皆さんの中にもコンクールで金賞!を目指す方もいるのではないでしょうか。
というわけで、今回は課題曲Ⅱ「マーチ『春の道を歩こう』」を私なりにポイントを前編・後編で解説していきたいと思います。今回は前編です。
あくまで参考までにして下さい(;´∀`)
テンポはBright march tempo ♩=126~132 と指定があります。
かなりテンポが左右されやすいと思うので速くなりすぎないように注意しましょう。
※以下、この色の文章は追加・修正した部分です。
低音楽器は実音FからAsの音程をしっかりと鳴らして他の楽器が2拍目から入ることが出来るように意識。
打楽器については、スネアのロールの頭はアクセントを付けない自然なロールにするといいと思います。
グロッケンはキラキラしてはっきり聞こえる音色のマレットを使うと良いでしょう。
スネアとグロッケンは16分音符を揃える練習や、管楽器と同じような旋律的な音の流れを意識してください。
5小節目で全体的にsub.mfくらいの気持ちで音量を落とすのも効果的になると思います。
7小節目は完全にsub.mpしましょう。
Aの1小節前の3小節目で一旦落ち着くのは良いですが、テンポだけは次のフレーズに進みましょう。
1小節目と2小節目の8分音符は意味合いが大きく違います。
また、フレーズの「タタタ」というアウフタクトは低音からなので音程に注意して。
マーチでよく言われるのが、「表打ちと裏打ち遅い!あってない!」だと思います。
対処方法として、まずは8分音符で表裏両方を頭の中で刻むことです。
裏なら特に「ウタウタ…」と数えていると絶対遅れます。
今回のマーチはベースが「ファドファド/ファミレド」というように、2小節目で動いていますよね。
階段を「トントントントン」とテンポよく降りていくように考えて演奏すると、遅れないと思います。
バスドラム・スネアドラムは二人で指揮をするつもりでバンドを前に引っ張っていくように意識しましょう。
Bの1小節前のホルン・トロンボーン・チューバなどは2拍目のスタッカートの8分音符があまり消えすぎないようにアーティキュレーションを付けてマルカートに演奏してください。
Bの5小節目の「タン、っター」のリズムは4分音符と8分音符を同じくらいの強調具合でするとすっきりしたイメージになりますし、8分音符を強調すればリズミカルなものになると考えられます。
そのため、何を一番に考えてアーティキュレーションを付けるのかはそのバンド次第。
そのあとも何度か出てくるリズムですので、よく考えて演奏しましょう。
グロッケンはイントロよりも少し響かせて音色がはっきりするマレットがベストでしょう。
かなりアーティキュレーションがついているので注意しながら、マルカートで生き生きとした旋律にして下さい。
リズムパートの楽器は2小節目の3拍目、八分音符2つのアクセントは冷静に刻むようにしましょう。
また、4小節目では3拍目にかけて気持ちdim.(音量はほとんど変わらないように)すると次のクラリネットのメロディーが入りやすくなると思います。
Cの5小節目からクラリネット→フルート→アルトサックス・トランペット→トゥッティというようにメロディーの受け渡しがあるのでバトンをつなぐつもりで演奏してください。
その後ろでユーフォニウムが裏メロをしているのでそれも聴かせましょう。
追記:CのところをDと記載していました。申し訳ありません。
さらに響きを分厚くするようにサウンドを豊かにしましょう。
打楽器に関して、バスドラムとシンバル音量は6:4くらいでしょうか。
4小節間はあまり大きくなりすぎないようにすると5小節目から効果的です。
更新後、少し修正を加えました。
後編も公開しましたので、続きはこちらをご覧ください!
http://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/06/2015.html
告知ですが、相愛大学でも講習会をやるので、こちらの記事をご覧ください!
http://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/04/2015-2015-6-21-10-9-30-14-13-30-3-5-550.html
さて、もうじき吹奏楽コンクールの時期がやって来ます(∩´∀`)∩
このブログをご覧の皆さんの中にもコンクールで金賞!を目指す方もいるのではないでしょうか。
というわけで、今回は課題曲Ⅱ「マーチ『春の道を歩こう』」を私なりにポイントを前編・後編で解説していきたいと思います。今回は前編です。
あくまで参考までにして下さい(;´∀`)
マーチ「春の道を歩こう」
拍子は4分の4で形式としては標準の吹奏楽マーチになっています。テンポはBright march tempo ♩=126~132 と指定があります。
かなりテンポが左右されやすいと思うので速くなりすぎないように注意しましょう。
※以下、この色の文章は追加・修正した部分です。
《イントロ》
スコアの解説にも書いてありますが、たっぷりと鳴らしましょう。低音楽器は実音FからAsの音程をしっかりと鳴らして他の楽器が2拍目から入ることが出来るように意識。
打楽器については、スネアのロールの頭はアクセントを付けない自然なロールにするといいと思います。
グロッケンはキラキラしてはっきり聞こえる音色のマレットを使うと良いでしょう。
スネアとグロッケンは16分音符を揃える練習や、管楽器と同じような旋律的な音の流れを意識してください。
5小節目で全体的にsub.mfくらいの気持ちで音量を落とすのも効果的になると思います。
7小節目は完全にsub.mpしましょう。
Aの1小節前の3小節目で一旦落ち着くのは良いですが、テンポだけは次のフレーズに進みましょう。
《A》
メロディーを吹いている楽器はアーティキュレーションをよく考えましょう。1小節目と2小節目の8分音符は意味合いが大きく違います。
また、フレーズの「タタタ」というアウフタクトは低音からなので音程に注意して。
マーチでよく言われるのが、「表打ちと裏打ち遅い!あってない!」だと思います。
対処方法として、まずは8分音符で表裏両方を頭の中で刻むことです。
裏なら特に「ウタウタ…」と数えていると絶対遅れます。
今回のマーチはベースが「ファドファド/ファミレド」というように、2小節目で動いていますよね。
階段を「トントントントン」とテンポよく降りていくように考えて演奏すると、遅れないと思います。
バスドラム・スネアドラムは二人で指揮をするつもりでバンドを前に引っ張っていくように意識しましょう。
Bの1小節前のホルン・トロンボーン・チューバなどは2拍目のスタッカートの8分音符があまり消えすぎないようにアーティキュレーションを付けてマルカートに演奏してください。
《B》
この部分のメロディーと裏メロの音量比率は7:3~6:4くらいがベストだと思います。Bの5小節目の「タン、っター」のリズムは4分音符と8分音符を同じくらいの強調具合でするとすっきりしたイメージになりますし、8分音符を強調すればリズミカルなものになると考えられます。
そのため、何を一番に考えてアーティキュレーションを付けるのかはそのバンド次第。
そのあとも何度か出てくるリズムですので、よく考えて演奏しましょう。
グロッケンはイントロよりも少し響かせて音色がはっきりするマレットがベストでしょう。
《C》
中低音域の楽器がメロディの部分です。かなりアーティキュレーションがついているので注意しながら、マルカートで生き生きとした旋律にして下さい。
リズムパートの楽器は2小節目の3拍目、八分音符2つのアクセントは冷静に刻むようにしましょう。
また、4小節目では3拍目にかけて気持ちdim.(音量はほとんど変わらないように)すると次のクラリネットのメロディーが入りやすくなると思います。
Cの5小節目からクラリネット→フルート→アルトサックス・トランペット→トゥッティというようにメロディーの受け渡しがあるのでバトンをつなぐつもりで演奏してください。
その後ろでユーフォニウムが裏メロをしているのでそれも聴かせましょう。
追記:CのところをDと記載していました。申し訳ありません。
《D》
Bのメロディ部分に戻ってきました。さらに響きを分厚くするようにサウンドを豊かにしましょう。
打楽器に関して、バスドラムとシンバル音量は6:4くらいでしょうか。
4小節間はあまり大きくなりすぎないようにすると5小節目から効果的です。
更新後、少し修正を加えました。
後編も公開しましたので、続きはこちらをご覧ください!
http://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/06/2015.html
告知ですが、相愛大学でも講習会をやるので、こちらの記事をご覧ください!
http://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/04/2015-2015-6-21-10-9-30-14-13-30-3-5-550.html
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