アンサンブルの夕べを終えて

2016年10月22日にありました、第29回相愛大学打楽器専攻生によるアンサンブルの夕べが終わりました…。

今年はかなり貴重な経験をしました。
まずは、普通の楽器を使わない曲に挑んだこと。

「リビングルーム・ミュージック」という曲でその名の通り、リビングにあるものを楽器として音を出します。

さらに、これを一連の生活の流れとして、シアターピース(寸劇要素の加わった作品)のように仕上げます。とてもやっていても楽しい作品でした。



もうひとつは、打楽器の作曲家であり自身も演奏家である、ジヴコビッチという作曲家の作品、「Lamento e danza barbara」。

これは、とても大曲。
西洋のマリンバスピリチュアルとでも言えるでしょう。

マリンバソロが1人、打楽器が3人という編成で、ジヴコビッチの作風とリズムが多く垣間見える。
打楽器3人のセットが一人一人大きくて、さらに楽器に関しても指定が多くなされています。
それだけこだわりがある作曲家。


冒頭の暗く闇に包まれた序章から始まり、やがて大太鼓が鳴り響く。
マリンバを中心にリズムが刻まれ、テンポが上がっていき、未開の地のダンスはヒートアップ。
勢いそのままに冒頭のメロディーが再現され、ダンスは終わる。

とにかくとてもカッコいい曲です。



充実した練習が出来て本当に良かったと思います。
来年はどんなものが待っているのだろうか。

さて、切り替えてソロとオケの練習だ!!



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