音楽大学の授業内容 何があるの?【ずっと練習ばかりじゃない】
この記事をご覧になっている方の中には、今年に音大を受験しようかなと考えている方もいるかもしれません。もしくは受験して次の四月から音大生だ!というあなた。
では行きましょう!
大学により差がありますが、4年制大学の場合は外国語の授業なども必須科目だったりします。最初の1年は必須科目を主に履修する場合が多いです。
「聴音」だとか「視唱」の授業です。毎週1回。大学の入学試験でやった内容を専門的に学びます。
・和声法
和音の構造や和音進行法を学ぶ授業です。週2回の座学。
・大学と地域社会
大学の成り立ちと周辺地区について様々な先生からお話を聞いて、レポートを提出するといった内容。
・外国語
私の大学では英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、中国語の5か国語でした。
・日本語入門
主に新聞より時事を読み解いて要点をまとめて発表したり、漢検の準2級ほどの小テストがある一般教養の授業。
・情報処理演習
パソコンの使い方を学ぶ。WordやExcelを使います。そこそこパソコンが出来て上級クラスに行くと、簡単な楽譜ソフトを扱う場合もあります。
・副科ピアノ
ピアノ演奏の技術を習得する。1、2回生必修。
・日本古典音楽
これは私の大学独自かもしれないが、雅楽・器楽合奏・近世歌謡・地歌筝曲・常磐津などの日本古典の音楽を実技を通して知る。
・合唱
誰もが音楽の授業でやったであろうもの。ちゃんと期末には発表があります。この授業はどちらかというと教員免許取得のための授業でしょう。
やはり最初の年は、必修科目が多くて毎日何かしらの講義や授業はあります。
どの大学でも外国語は必ずあると思うので、やってみたいものを取りましょう!
ヨーロッパの音楽の歴史を学ぶ講義。バッハやベートーヴェンも出てきます。なめてかかると単位を落とす。歴史の授業なので、もちろん座学です。
・楽曲分析
いわゆる「アナリーゼ」。曲がどのような構成で作られているのかを形式や技法
を覚えながら分析していく。
・音楽心理学
演奏不安(緊張するなど)をどのように解消するかなど、心理学の考え方から音楽を見ていこうという講義。
・アレクサンダーテクニック
名前だけ見ると何のことか分からない。実際のところは、演奏における体の上手な使い方や身体の構造を知って演奏に活かすという実技と講義。
とても役に立つ。
・キャリアデザイン論
将来設計を考える授業。音大は就職か演奏かどちらかの道に進む人がほとんど。講義を受ける形式。
・コンピューターミュージック演習
パソコンを使って、作曲ソフトとDTMソフトの使い方を学ぶ授業です。特に作曲ソフト(Finaleに代表される)は演奏家でも使う人の多いものなので、学んで損はなし。大学のMacを触ることが出来ますから、パソコンは用意する必要はありません。
・副科ピアノ
これは1回生と同様、必修。
2回生になると、音楽大学らしい授業が格段に増えます。とくに西洋音楽史は必須科目です。
実はここまで完璧に必修科目をちゃんと単位をとっていると、残りはかなり少ないです。
私の場合は取れそうなものをちょこちょこ取っていたので、後の時間は実技の練習時間にあてていました。
かなり科目数はさらに多くなりますが、卒業と同時に教員免許(音楽)を取ることが可能です。
このような感じでしょうか。
もちろん音大なので、専攻実技は勿論、オーケストラや吹奏楽、アンサンブルの授業が4年間通してあります。
ぜひこれから音楽大学に通う人に考えておいて欲しいことは、
これから音大に行きたい人の参考になってくれれば幸いです(*´ω`*)
何か質問リクエストなどがありましたら、コメント欄やFacebook、コメントからお気軽にどうぞ!!
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【関連記事】
・音大へいくまでの準備の例
https://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2014/06/blog-post_29.html
・音大生の一日
https://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html
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実際、音楽大学では一体どんな授業があるのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では私の音楽大学の場合、どのような授業を受けてきたのかを書いていきたいと思います。では行きましょう!
大学により差がありますが、4年制大学の場合は外国語の授業なども必須科目だったりします。最初の1年は必須科目を主に履修する場合が多いです。
【1回生】
・ソルフェージュ「聴音」だとか「視唱」の授業です。毎週1回。大学の入学試験でやった内容を専門的に学びます。
・和声法
和音の構造や和音進行法を学ぶ授業です。週2回の座学。
・大学と地域社会
大学の成り立ちと周辺地区について様々な先生からお話を聞いて、レポートを提出するといった内容。
・外国語
私の大学では英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、中国語の5か国語でした。
・日本語入門
主に新聞より時事を読み解いて要点をまとめて発表したり、漢検の準2級ほどの小テストがある一般教養の授業。
・情報処理演習
パソコンの使い方を学ぶ。WordやExcelを使います。そこそこパソコンが出来て上級クラスに行くと、簡単な楽譜ソフトを扱う場合もあります。
・副科ピアノ
ピアノ演奏の技術を習得する。1、2回生必修。
・日本古典音楽
これは私の大学独自かもしれないが、雅楽・器楽合奏・近世歌謡・地歌筝曲・常磐津などの日本古典の音楽を実技を通して知る。
・合唱
誰もが音楽の授業でやったであろうもの。ちゃんと期末には発表があります。この授業はどちらかというと教員免許取得のための授業でしょう。
やはり最初の年は、必修科目が多くて毎日何かしらの講義や授業はあります。
どの大学でも外国語は必ずあると思うので、やってみたいものを取りましょう!
【2回生】
・西洋音楽史ヨーロッパの音楽の歴史を学ぶ講義。バッハやベートーヴェンも出てきます。なめてかかると単位を落とす。歴史の授業なので、もちろん座学です。
・楽曲分析
いわゆる「アナリーゼ」。曲がどのような構成で作られているのかを形式や技法
を覚えながら分析していく。
・音楽心理学
演奏不安(緊張するなど)をどのように解消するかなど、心理学の考え方から音楽を見ていこうという講義。
・アレクサンダーテクニック
名前だけ見ると何のことか分からない。実際のところは、演奏における体の上手な使い方や身体の構造を知って演奏に活かすという実技と講義。
とても役に立つ。
・キャリアデザイン論
将来設計を考える授業。音大は就職か演奏かどちらかの道に進む人がほとんど。講義を受ける形式。
・コンピューターミュージック演習
パソコンを使って、作曲ソフトとDTMソフトの使い方を学ぶ授業です。特に作曲ソフト(Finaleに代表される)は演奏家でも使う人の多いものなので、学んで損はなし。大学のMacを触ることが出来ますから、パソコンは用意する必要はありません。
・副科ピアノ
これは1回生と同様、必修。
2回生になると、音楽大学らしい授業が格段に増えます。とくに西洋音楽史は必須科目です。
【3回生・4回生】
実はここまで完璧に必修科目をちゃんと単位をとっていると、残りはかなり少ないです。
私の場合は取れそうなものをちょこちょこ取っていたので、後の時間は実技の練習時間にあてていました。
【教員免許を取る場合】
大学では決まった科目を取ると卒業するときに中学・高校の教員免許を取得できます。その場合は一回生から教職科目の授業を取ることになり、3回生では介護実習、4回生で教員実習に行くことになります。かなり科目数はさらに多くなりますが、卒業と同時に教員免許(音楽)を取ることが可能です。
このような感じでしょうか。
もちろん音大なので、専攻実技は勿論、オーケストラや吹奏楽、アンサンブルの授業が4年間通してあります。
ぜひこれから音楽大学に通う人に考えておいて欲しいことは、
◎教員免許を取るか
◎卒業後は演奏、就職、教員、進学?
◎どんな4年間にしたいか
この3つをぜひ考えてほしいと思います!これから音大に行きたい人の参考になってくれれば幸いです(*´ω`*)
何か質問リクエストなどがありましたら、コメント欄やFacebook、コメントからお気軽にどうぞ!!
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【関連記事】
・音大へいくまでの準備の例
https://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2014/06/blog-post_29.html
・音大生の一日
https://onngakuduke-perc.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html
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