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アルセナールのティンパニー(*‘ω‘ *)

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皆さん、「ARSENAL」という吹奏楽曲をご存じでしょうか? 「アルセナール」というこの曲は、ベルギー出身の作曲家のヤン・ヴァン・デル・ロースト氏が1995年に書いた曲で、吹奏楽編成でのコンサートマーチなんですね(*'ω'*) このアルセナール、ティンパニは特に難しいことをしています(-_-;) どんなふうに難しいか? たぶんそれは、「 ぺダリング 」と「 マフリング 」がテクニックを必要とするものだからだと思います。 例えば、練習記号Bの 「1・2/1・C/GッG・DD/G・2/1・2/1・As/BッB・BF/B・2 」という所。 数字が休符で、アルファベットがドイツ読みのドレミ…だと考えて下さい。 ティンパニは4つしかありませんが、音は6つあります…。 そうなってくると一小節(2拍で)音変えをしたり、演奏しながら音を変えなくてはなりません(ぺダリング)。 曲の冒頭はティンパニを【G・As・B・Es】で取るとすると、 G・As・B・Es → G・As・C・D → F・As・B・D As以外は変える必要があるので両足で音程を変えるんですが、両足で二つのティンパニを操作するため、 イスがないと演奏困難に近いです(笑) それから、練習記号Cはまるでチューバやコントラバスのように音をとっていますが、B♭の次にCがすぐ来るため、ペダルで、しかもオンタイムで操作しなければいけないということになっちゃいます。 あと、旋律的に演奏するためには、音程を聴かせることが必要になりますから、この音を叩く間にこの音を止める(マフリング)をしなければいけません。 ティンパニを演奏したことがない人、譜面を見たことない人には「?」な内容だったと思いますが、要するに「大変だ( ゚Д゚)」ってことです。 ここまで解説したのは、ほんのひとつの方法でしかないので、色んな音替えを考えて試してみてください。 -------- このように、このブログでは打楽器のこと、吹奏楽のことも書いています。 アドバイスが欲しいなどのコメントもお待ちしています。 お気軽にお問合せください!! ★★★ 【関連記事】 ただティンパニのマレットを整理した。 http://onngakuduke-p

2016年度の課題曲について。

もう2か月も前に発表されたことですが、2016年度吹奏楽コンクール課題曲についてです。 課題曲 I  マーチ・スカイブルー・ドリーム  矢藤 学 (第26回朝日作曲賞) 課題曲 II  スペインの市場で   山本雅一 課題曲 III  ある英雄の記憶   西村 友 課題曲 IV  「蒼昊」~誇りを胸に   渡部哲哉 課題曲 V  焔   島田尚美  (第8回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位) 一応、このように決まっていたのですが。 なんと、 課題曲変更 の発表が9月12日に吹奏楽連盟からありました。 2016年度課題曲について           2016年度課題曲に決定していた『「蒼昊(そうこう)」~誇りを胸に』について、作曲者本人から「作品の旋律の一部が他曲と酷似している」という申し出がありました。   そこで、臨時理事会を開き精査・確認した結果、酷似した旋律と判断し、入選・課題曲とすることを取り消しました。  なお、本人から辞退の申し出もありました。  代わりの課題曲には『マーチ「クローバーグラウンド」』を選びました。  関係の皆様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。 旋律の一部が酷似しているためだとのことですが…(;´・ω・) まぁ、東京オリンピックのエンブレム問題とかのように「これはパクリだ!」と疑念を持たれるとまずいですもんね。 発売前で良かった…。 今回の訂正発表で、Ⅳがマーチであることがやっと分かりましたね(笑) Ⅰはマーチだけど、もう一つのマーチはⅡ・Ⅲ・Ⅳのどれ?(; ・`д・´)って思っていましたので。 ともかく、 来年の課題曲は以下のようになりました ! 課題曲 I  マーチ・スカイブルー・ドリーム  矢藤学 (第26回朝日作曲賞) 課題曲 II  スペインの市場で   山本雅一 課題曲 III  ある英雄の記憶   西村 友 課題曲 IV   マーチ「クローバーグラウンド」 (鹿島康奨) 課題曲 V  焔   島田尚美  (第8回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位) とりあえず、来年1月のCDなどの販売を待っています!

《演奏会》相愛大学音楽学部サクソフォン専攻生によるアンサンブルコンサート(2015年)

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さて、夏もだいぶ過ぎ去って、涼しくなって来ましたね(*´ω`) 夏が来れば秋が来る。 秋といえば、「 アンサンブル 」。 今月から、相愛大学でもアンサンブルラッシュが起こります( ゚Д゚) 今回のお知らせは、サックスアンサンブルに私自身も賛助として(もちろん)打楽器で出演します、『相愛大学音楽学部サクソフォン専攻生によるアンサンブルコンサート』が、南港ホールにて9月27日にあります。 【相愛大学音楽学部サクソフォン専攻生によるアンサンブルコンサート】      日時: 2015年9月27日(日) 14時開演(13時30分開場)   場所: 相愛大学南港ホール (大阪市営地下鉄・ニュートラム南港ポートタウン線ポートタウン東駅より徒歩約5分)   入場無料       第1部                 フォーレ / パヴァーヌ Gabriel Fauré Pavane Op.50 モーツァルト / 歌劇「魔笛」より 序曲 Wolfgang Amadeus Mozart Die Zauberflöte K.620 Overture 大前 哲 / ダブルフェイズ(新作委嘱作品・日本初演) Satoshi Ohmae Double Phase ラヴェル / ソナチネ Maurice Ravel Sonatine 第2部                 ムソルグスキー / 組曲「展覧会の絵」 Modest Mussorgsky Tableaux d'une exposition サックスアンサンブルの魅力は、「かっこいい」と「美しい」という音色表現がストレートに伝わってくるということだと、私は個人的に思います。 ソプラノ・アルト・テナー・バリトンを中心として音域をフル活用し、 オーケストラ作品を表現できる 。 これがまた面白い。 ぜひ、他の楽器を弾く人、アンサンブルが好きな人もお越しください。

音大生の一日。【音大生の日常】

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このブログをご覧になっている方の中には、今年音大を受験するぞ!とか、まだ大学受験までは期間があっていろいろ調べているという高校生も居るでしょう(見てくれているかな?笑) 一般大学の学生の生活については受験情報誌などでも見られることもあります。 しかし、 音大生ってどんな一日を送っているんだ? と聞かれると一般の人は、さあ?(;´・ω・)と首を横に振るでしょう。 そこで今回は、 私の平均的な生活を簡単にですが書きたいと思います(∩´∀`)∩ では、行きますよ! 7:30  起床、身支度 8:00  朝ごはん 8:30 通学 9:15 学校到着、授業がなければ 練習 11:00 授業を受ける 12:30 お昼休み、友達とご飯を食べる 13:20 時間があいたので 練習 15:00 授業を受ける 16:30 授業がなければ 練習 18:00  夕食を近くのスーパーで買って夕食食べる 19:00  マリンバの練習 20:30  マルチパーカッションの練習 22:00 学校が閉まるので帰路につく 22:45 帰宅 23:15 入浴等 0:30 就寝 いかがでしょうか? 大学は朝始まる時間が遅いので、かなりゆっくり出来ます。 私は打楽器を専攻しているので、毎日の楽器練習は必須です。 1日に4~8時間は練習に費やします。 土日祝日も関係なく演奏会がありますし、音大生はとにかく忙しい…。 演奏会も自分の専攻のアンサンブル、吹奏楽、オーケストラ、ほかの楽器とのアンサンブル、作曲専攻の作品の演奏、学外の演奏会などなど( ;∀;) 試験も前期と後期にそれぞれ1回ずつ、4年間で8回の実技試験があります。 上手くなるかどうかは 自分の努力次第です ので、音大目指している皆さんは、ぜひ努力を惜しまずに練習に励んでみてくださいね(о´∀`о)ノ 【関連記事】 音大生の授業。 https://onngakuduke-perc.blogspot.com/2018/02/blog-post.html 大学案内に掲載されました! https://onngakuduke-perc.blogspot.com/2017/06/blog-post_29.h