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伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団に入団しました。

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タイトルそのまんまです。 兵庫県伊丹市にある伊丹アイフォニックホールに本部を置いている「伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団」のオーディションに合格し、4月より入団します。 このオケは、僕が目指しているプロ・オーケストラとは少し違い、プロとアマチュア混合のオーケストラ。楽団名のとおり、伊丹市民のためのオーケストラです(僕自身は伊丹には住んでいませんが)。 今後はこちらのオーケストラに参加し、年数回の演奏会等やっていきたいと考えています。去年からアマチュアオケなどでも呼んでいただいたりすることもありましたが、アマチュアでも上手いな〜と思う方も居ますし、ずっと好きでやっているんです!という人に出会うこともあります。 そういった「やりたい!楽しい!」みたいな感情って、つい忘れそうになってしまうのですが、音楽をする人間としては大切なことですよね。 しばらくプロオケのオーディションもあるのかないのか、全然見通しも立たないので、この期間を有効に使いたい。旅行でもそうだと思いますが、 経験こそが宝。 参加費もいらないオーケストラなので、経験をもらいに行こうと思います。 というわけで、今後は取り上げると思うので、宜しくお願いします! それでは。

マーラー交響曲第4番の演奏を終えて。

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 日本センチュリー交響楽団の254回定期演奏会に、打楽器のエキストラとして参加していましたので、簡単にレビューを。 マーラーの交響曲はこれまで、8番、5番、6番と演奏してきた。編成が大きい、曲が長い!ということもあり、演奏のやりがいを感じる。 今回は4番で、冒頭の鈴が有名。マーラーが奥さんと婚約してうきうきしている時期と重なるとのこと。ただ、うきうきだけではなくどこか哀愁みたいなものも多く感じる。それに、明るいと思っていたら急にしんみりしたり、情緒不安定なようにも感じる曲だと思う。 学術的なことを挙げるなら、交響曲第3番との関連性、交響曲第5番の冒頭モチーフが4番の1楽章で出てくることなど、面白い側面もたくさんある。 今回はシンバルはイスタンブールのスーパーシンフォニック20インチ、セイビアンのHHX18インチの合わせと、18インチのKジルジャンコンスタンチノープルのサスペンド・シンバルを使用した。サスペンド・シンバルのスタンドには、「シンピロー」という樹脂製のシンバルワッシャー(と言っていいのか)を持ち込んで使用してみた。現代のシンバルスタンドというのは、結構がっちりしているためにシンバルの響きを抑えてしまうが、この製品によって接地面がより軽減されて響くようになるというもの。マーラーの交響曲4番は特にサスペンドシンバルの1発が何度もあり、pppまで要求されているので重宝したと思う。 今はコロナの影響で、マーラーの合唱付き交響曲をすることがほぼ出来ないと思うので、コンプリートすることはしばらく叶わないだろうけど、やっていないものは特に挑戦してみたい。

2021年度スケジュールと抱負。

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2021年度(シーズン)が始まりました。 相変わらず、コロナが猛威となっていて肌荒れが悪化したままである今日このごろです。 今シーズン(言い方こっちのほうが洒落てる気がする)は「挑戦」をテーマにしたいと思います。2020年シーズンが「安定」という目標を立てていたので、 その2ステップめ。だからと言って音楽だけで生活はできるか?と言われると出来ないです。現実はそんなもの。その代わりたくさんのご縁はいただいて、ぐぐっと活動範囲が広がったシーズンになったと思うので、これをなんとか生かしていきたい、ということも考えています。 21年シーズン、 まずは主催コンサートを予定しています。 主催と言ってもリサイタルをするとかではなく、代表をさせてもらっているだけです。ですが、僕の息がかなりかかっているコンサートにできるんじゃないかと思っています。打楽器とサクソフォン、声楽という組み合わせのアンサンブルを中心に、密度の濃い(フィジカル・ディスタンスはNo密にします)プログラムでお届けする予定です。おそらく6月頃情報公開です。 9月の週末は空けておいてくださいね。 あとは、積極的にソロ演奏を磨いていきたいと思います。音楽家としての技術を上げたいというテーマはいつも考えていることですが、やはりソロをやってきて打楽器演奏技術が上がってきたと言っても過言ではないです。実際、今もソロを練習している時間が半分、オーケストラのための勉強をしている時間を半分という感じになっています。ただ、発表する場所がないといけないなとも思うので、今年は小さなコンクールをいくつか受けられたらいいなと思っていますが、場合によってはコンサートなんかに出ているかもしれません。 それから、オーケストラの客演は続けられるなら続けていこうと思っています。やはり経験を積めば積むほど、アンサンブルをする力は上がっていくと実感がありますし、いろんな作品に触れることや先生方と本番を経験することで、知識や技術についても学べるいい機会になります。今年は昨年よりもコロナの影響が少なくなることを祈りつつ、地道にやっていきます。 2021年シーズン、ご支援など何卒宜しくお願い致します。 また、今後とも当ブログを宜しくお願い致します! 田畑洸貴