マーラー交響曲第5番を演奏しました(第8回関西の音楽大学オーケストラフェスティバル)

マーラー月間、第2弾。


2018年9月24日。
京都コンサートホール大ホールで、マーラーの交響曲第5番ハ短調のティンパニを演奏してきました。
本当に楽しかった。


一週間ずっと京都芸大に行って集中練習。
去年も行きましたが、体力が往復するだけで持っていかれました(;´・ω・)


交響曲第5番はマーラーの交響曲の中でも特に人気で、全5楽章形式。
調性はハ短調、これはベートーヴェンの「運命」と同じです。
冒頭のトランペットは「パパパパーン」(運命のテーマ)という三連符の動機から始まり、第1楽章はこれをテーマとします(下の動画を参考に。)
ティンパニのソロもこの第1楽章にあります。




4楽章はハープの響く中で弦5部が本当に素晴らしい旋律を奏でます。
確か「のだめカンタービレ」でも使われていたかな。


5楽章のフィナーレではティンパニで「レードシラー・レードーシーラ」という音程を4つ設定し、コントラバスやチューバなどの低音と共に謳いあげます(下の動画)。





今回は本当に貴重な経験が出来て良かったと思っています。
なかなか学生の内に、マーラーの5番のティンパニを演奏出来るなんて、夢のよう。
しかし、マーラーのティンパニの使い方というのは独特だし、やった人にしか分かりませんが、音替えが多いです。楽器をチューニングするときに、チューニングゲージにメモしていくのですが(参考として)、ソロを演奏するのではないかという多さ。それに伴い、楽器自体の初期チューニングにも気を使いました(音域が決っていますから)。

その一方、自身の甘さと音色の引き出しの少なさにより一層気づきました。癖も分かってきたかもしれません。


打楽器メンバーの皆様、ありがとうございましたm(__)m
来年は…まぁ分かりませんが、2回もティンパニをさせていただいてチャンスを与えていただいたので、後輩にそれを譲りたいと思っています。


それにしても、秋山先生と11月でも共演しますが、ご縁があるようで。

次の本番も楽しみです。



後日追記:この関西8大オケで、本当にティンパニが面白い感じました。今思うと、本番音量出しすぎました。今度はプロオケで演奏出来たら、幸せだろうなぁ。ロンドン交響楽団の動画はかなり緻密に再現されているので、ぜひチェックしてみてください!

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