相愛ウィンドオーケストラ第37回定期演奏会 演奏会レポート!

最近本当に寒くなってきましたが、体調管理大丈夫ですか?(;´・ω・)

気温の寒暖差があって、鼻水が止まりません(笑)



さて今回は、先日11月16日にありました、相愛ウィンドオーケストラ第37回定期演奏会の4レビューをしたいと思います!(*^^)v



まず、12日から15日まで、南港ホールにて四日間の集中練習がありました。

私が乗っていた曲はバーンズ/交響曲第3番 作品89だったのですが、管楽器も打楽器も本当に体力のいる、アンサンブルの難しい曲。

バーンズの交響曲第3番は、作曲者自身が娘のナタリーを亡くしたという時期に書かれた曲で、その心情を描いた作品です。

第1楽章:娘を亡くした悔しさ・絶望・落胆

第2楽章:〈スケルツォ〉 皮肉・笑うしかないような心情

第3楽章:〈ナタリーのために〉 幻想(ナタリーがいたら)と現実

第4楽章:〈フィナーレ〉 全てを受け入れ、闇を破り、そして前進する


簡単に言うとこのような曲となっています。


今回、担当した主な楽器はトライアングルとバスドラムでした(*‘ω‘ *)

そのトライアングルは一楽章のみ4つのトライングルを使用して、チャイムのように音程を奏でるといった、珍しいもの。


色々セッティングを考えた上で、最終的にこうなりました。

4つのトライアングルセット

楽器にも数に制限があった(というより全部使った)ということと、セッティングで占有する面積や演奏のしやすさを考えました。

シンバルのブームスタンドを2本使用して上段・下段と分けてそれにつるしました。

また、1楽章以外の時は、写真のように少し手前にセットできるように。



それから、今回のウィンド定期で一番勉強したのは、バスドラムの鳴らし方。

私自身、以前はとても演奏する時にぎこちなく固く腕を振ってしまって、表面だけの音しか出ていませんでした。

先生・先輩方のご指導によって、腕と手首・マレットの重みや左手のミュートについて研究して、かなりバスドラムの抜けのいい音が鳴らせるようになったと感じます(∩´∀`)∩


演奏したバスドラム

さて、本番。

本番前、適度な緊張と高揚感で舞台袖に。


ティンパニのソロから曲が始まり、緊張感がホールに響き渡りました。



1楽章の最終部、トライアングル2発…だったのに、1小節早く入ってしまった…!
なんとか修正はして、3発やっちゃいました(笑)


2楽章、バスドラムのソロ。
ここは練習通りに演奏出来てほっとしました(*ノωノ)
私にとっては光栄なことです。


3楽章。
私は休みで、ずっと椅子に座って演奏を聴いていると、響き渡る音楽に本番中なのに心を打たれてしまって、思わず涙が出てきてしまいました…((+_+))

音楽をしているって人生で初めて思えたような瞬間でした。


4楽章は、明るく希望を持つように演奏出来たかなと思います。
トライアングルでpで両手のビーターで演奏する箇所は、緊張して手が震えるかなと思っていましたが、意外とすんなりやれて、意外とうれしかった。


アンコールをもらって、音楽学部長の竹林先生の指揮とソロで演奏会に幕を閉じました。
来て下さった皆様、温かい拍手をありがとうございました。


やはり今回の感じたのは、去年よりも冷静に演奏出来るようになったなと言うこと。
しかし、練習の時の「これだ!」と言う音が出せないことや、客観的に音を聞いてアンサンブルしたり、バランスを見極めることが出来ていないのは今後の課題です。


さあ、次は休む間もなく打楽器アンサンブル!(о´∀`о)

12月6日です。
またこれについては記事を書きます。

それではまた。

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