13・14インチのタム修理した/アサプラヘッドに張り替え!【打楽器メンテナンス】

以前に激安で買ったタム3つのうちの2つが残っていましたので、それを修理しました!

しれっとフロアタムが修理終わったということになってますが、その記事は近く修正しますのでご了承ください、はい。
それで、今回は部品自体もバラして綺麗にするというところまでやってみました(^^)d



まずは部品たちを分解。
中古(しかもジャンク)のものですからメンテナンスなんぞしてないでしょう、汚れや埃がどんどん出てきます(笑)
ヘッドを押さえるフープとヘッドの間にたまっているのはスティックの削れ粕。
埃とくっついて粉になっています。

磨く前のフープ

シェルには木のカスが溜まってます

ヘッドもひび割れていました。

他にもタムの胴に付いているネジ受けの金属もとっていきます。
で、掃除に使うものはこちら。
・ブレーキクリーナー
・機械用オイル
・絞った雑巾
・クリーニングクロス
・ラッカーポリッシュ

すべての部品を分解したら、まずはチューニングボルトの汚れを「ブレーキクリーナー」で取り除きます。
このブレーキクリーナーというものは機械系の油や汚れを落とすものなのですが、つまりこれでボルトについた(特にねじの溝)汚れを落とします。
ちなみにホームセンターで購入


次にラッカーポリッシュフープとねじ受け、タムホルダーの金属の部品を磨いていきます。
たしかにドラム用でメッキ系を磨くものは売っているのですが、比較的このラッカーポリッシュはどの楽器屋さんでも売っているので手に入れやすいです。
しかし、今後メンテナンスをするのであれば他のポリッシュや専門のものも試してみようと考えていますが(^^)/
出来るだけ磨いたら、乾拭きしてすべてのねじ受けとタムホルダー部品を胴に取り付けていきます。

この時に、ねじが入る部分には機械用オイルを注油しておきます。
そうすることで、今後の劣化やメンテナンスのしやすさを改善するんですね。


右は磨いて部品を取り付け済み。金属部品の光り方が違います。


全部固定するものを取り付けたら、いよいよヘッド・フープを置いてチューニングボルトを入れていきます。
この時もチューニングボルトにはオイルを注油。



ヘッドは今回、初めて「アサプラ社」製を張ってみようと思いまして、買ってきました!\(^^)/♪




いつも使っている「REMO」製のヘッドとは違い、持った時にかなり重量感があります。
これはアサプラのヘッドが手間のかかる製法でしっかり張るために、がっちりしたヘッドフープ(本当はなんと呼ぶのでしょう?画像の銀色の部分です)に固定してあるようでした。
最後にヘッドを均等に張れば…


修理完了!!
めちゃくちゃ細かくはしませんでしたが、ある程度きれいな状態にはなったと思います!
またアサプラヘッドがどのような音色なのか、学校で聞いてみたいですね。

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後日追記:
アサプラヘッドについてです。
僕が持っているような安いタムでも、レモ製に比べて鳴るようになります。

それから、アサプラのLCヘッドというシリーズは、レモ製品と比べると「はっきりくっきり」というイメージの音色。
よく鳴って、ストレートな音色ということです。
よければ参考に。

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