打楽器のおすすめ教則本・エチュード


この記事では、打楽器(パーカッション)のおすすめ教則本を紹介します。
吹奏楽部のパーカションやこれから打楽器を基礎から学ぼうと考えている方は、ぜひ参考にしてもらえたら良いと思います。それと、紹介するものは打楽器の教則本の中でも必須のものですから、ぜひ手に取ってみてください。
基礎力をアップして、コロナ渦中を乗り切りましょう!!


目次

・何を選べば良いか
・おすすめの教則本・エチュード
【基礎練習・打楽器全般】
1.ベーシックアーツ《パーカッションスタンダートレッスン》
2.打楽器教則本 小太鼓・大太鼓編
3.スティック・コントロール
4.モダンスクール・フォー・スネアドラム
5.小太鼓100曲集
【鍵盤楽器・ティンパニ】
6.モダンスクール・フォー・シロフォン/マリンバ/ヴィブラフォーン
7.現代のティンパニ奏法


○何を選べば良いか
教則本は打楽器だけでも何百冊も存在していて、日本の書店で取り扱っていないものもたくさん出版されています。

そんな中でもこれから紹介するものは「鉄板」となっているものですが、自分が選ぶべきものはどれ?となりますよね。

何を身に付けたいのかということが選ぶ基準となってきますから、以下を参考にしてください。
番号は、これから紹介するおすすめの書籍番号をさしています。


  • 打楽器の基礎を身に付けたい=1,2,3
  • スネアドラムの練習曲が欲しい=1,4,5
  • 主な楽器の演奏法を知りたい=1
  • 鍵盤楽器の練習をしたい=6
  • ティンパニの練習をしたい=7



これを参考に選ぶと良いでしょう。
では、次におすすめを紹介していきます。



○おすすめの教則本・エチュード


1.ベーシックアーツ [パーカッションスタンダードレッスン](著:石内聡明) 
 打楽器の基本的なメソッドが織り込まれている教則本。スネアドラムだけでなく、バスドラムやシンバルなどの演奏法についても記載。初心者から音大生まで幅広く使えます。

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2.打楽器教則本 小太鼓・大太鼓編(全音楽譜出版社・今村征男 著/塚田靖 増補
 打楽器基本奏法のロングセラー教則本。短い練習曲や重奏練習曲も載っており、基礎練習にちょうどいい。

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3.スティックコントロール(著:GEORGE LAWRENCE STONE
 パラディドゥルやフラムを基本に、考えられる手順がほぼすべて載っている。基礎練習に最適です。ドラマーにもおすすめの一冊。


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4.モダンスクール・フォー・スネアドラム(著:Morris Goldenberg
 スネアドラム練習曲だけでなく、他の打楽器の事やオーケストラスタディなども盛り込まれた教則本。一番最後にヴァーレーズの「イオニザシオン」という、打楽器アンサンブルの元祖のような曲が盛り込まれている。


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5.小太鼓100曲集
 ソロコンクールなどでも演奏されるスネアドラムのために書かれた100曲集。初級から中級の人におすすめ。

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6.モダンスクール・フォー・シロフォン/マリンバ/ヴィブラフォーン(著:Morris Goldenberg
 鍵盤打楽器についての練習曲、オーケストラスタディなどが盛り込まれた必読の教則本。Alfred版が現行で一番有名です。初心者からプロまで使える一冊。

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7.現代のティンパニ奏法 (著:ソウル・グッドマン/訳:雨宮靖和)
 ティンパニの基本奏法について書かれた教則本。こちらもロングセラーです。
前半には昔のティンパニの写真などもあり、文献としても充実しています。
日本語訳してある数少ないティンパニ教本の1冊です。

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キーワード:#打楽器 #教則本 #基礎練習 #パーカッション

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